工場見学情報/NPOプラントツアーズ

NPOプラントツアーズによるプラントツアー

◆㈱愛知ヤクルト工場

愛知県日進市藤枝町前田5番地                        
開館時間(1)9時~(2)10時30分~(3)13時30分~の3回 見学時間:約60分
日曜、年末年始は休み  ℡ 0561-73-8960
【ヤクルト】ホームページへLinkIcon

☆NPOプラントツアーズ理事の出森です。皆様ご存知「ヤクルト」の製造工場は、日本全国に13箇所・その中で工場見学ができる所は11箇所あります。梅雨の中休みのよく晴れた日、今回は出森が愛知ヤクルト工場の見学に行ってきました。こちらは幅広い年齢層の方に対応するため、2008年にバリアフリーにリニューアルされたとの事です。まず入り口でお出迎えしてくれたのは、巨大なヤクルトと渋い渡辺謙さんの像でした!
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ロビーでは顕微鏡で乳酸菌シロタ株を見ることができたり、ヤクルトの歴史のパネルや、世界(日本以外に31ヶ国)・日本歴代のパッケージが展示されていました。ヤクルト空き容器で作られたタワーも数箇所にあったりと、様々な展示を楽しめました。
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2Fの研修室に案内され、よく冷えたヤクルト400LTを頂き、まずはみんなで乾杯!そして試飲しながらスクリーンにてヤクルトの勉強です。
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ヤクルトの父と呼ばれる創業者・代田(しろた)稔博士の『代田イズム』=「予防医学」「健腸長寿」「誰もが手に入れられる価格で」という強い理念を叶える製品作りの為、博士自ら乳酸菌の研究・開発…そしてついに発見された菌に、博士自身の名前が命名されました。それがヤクルトの乳酸菌・「シロタ株」です。手軽に購入でき、気軽に飲むことができる現在のヤクルトを作り上げるのに長年にわたる研究や苦労した歴史があったとは知りませんでした。素晴らしい飲み物であるヤクルトを、毎日感謝していただこう!という素直な気持ちになります☆ちなみに、日本を含めた世界32ヶ国で毎日3100万本が飲まれ、ヤクルトレディは海外で3万8000人(日本では4万2000人)が活躍しているそうです。すごいですね~!

ヤクルトについて勉強した後は、実際に製造中のラインをガラス越しに見学です。(内部は撮影禁止です)
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1本のヤクルトが出来上がるのに約4分だそうですが、容器の傷チェックから始まり、清潔で無駄のない超スピーディーな動きは肉眼では追いつかない部分もある程で、そういう部分についてはモニターで超スロー映像を見ることができました。
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小さなヤクルトですが、「人々の健康のために」と考えた代田博士の発想と熱い情熱がギュッと詰まっていることがわかりました。今まで身近にありすぎて深く考えたことがありませんでしたが、改めてそのすごいパワーを工場見学で感じることができました。皆様も是非お近くの工場に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。きっと、「ヤクルトを毎日飲もう!」と気持ちをかき立てられることでしょう(*^-^*)
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◆ヤスダヨーグルト

新潟県阿賀野市保田940                        
開館時間10時~11時30分 日曜、祝日を除く  ℡ 0250-68-5028
【ヤスダヨーグルト】ホームページへLinkIcon

☆NPOプラントツアーズ地域振興専門家(地域振興プロデューサー)の小林です。新潟市秋葉区の皆様と工場見学に行きました。ヤスダヨーグルトは、3年連続の【モンドセレクション最高金賞受賞】!厳しい審査基準をくぐり抜け、3年連続最高金賞を受賞された一流企業です。

☆こちらの工場では、製造は【午前中のみ】です。【午後】からは、機器を分解して洗浄作業を行います。微生物を扱う食品だけに毎日欠かせない作業です。品質管理は重要なポイント!生乳の受入から製品の出荷まで厳格な検査を毎日実施されております。

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ココがポイント!
☆こちらの工場で使用する生乳は、工場近隣の酪農農家より100%県内産の生乳だけを使用しております。
☆生乳は、朝一番に入荷!即加工され、夕方には発酵が完了!
☆生乳の乳脂肪の粒の大きさを均一化することにより、口当たりがなめらかになります。
☆他の菌が入らないよう細心の注意を払いながら『植菌』という作業を行います。
☆毎日違う生乳の味を、経験により何時ものヨーグルトに仕上げる!
☆15基の培養タンクの中で、乳酸菌が活発に動き、おいしいヨーグルトになります。
☆発酵後、18時間かけて熟成されたヨーグルトがライン上のボトルに入れられ計測されます。
☆高精度な金属探知機でチェック致します。最後に、人間の目で再チェック致します。
☆毎日15~20トンのヨーグルトを製造いたしております。全国各地に出荷いたしております。

<ショップ>
ヤスダヨーグルト工場には、隣接したショップがあります。
☆【YASUDA YOGURT SHOP】  《9時~17時 定休日 元旦/不定休》
新鮮な生乳を使って、ココでしか食べられない商品をはじめ、オリジナルグッツの販売。また、お得な商品や、贈り物にも最適なセット商品も豊富です。おすすめは、ソフトクリームです。甘さ控えめで美味しいです。女性、お子様はもちろん、男性にも大好評です。
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○【WAFFLE HOUSE】  《10時~17時 定休日 元旦/不定休》
ワッフルハウスは、こだわりの『ヨーグルトワッフル』は、生地にドリンクヨーグルトと発酵バターを使って焼き上げています。外側はサクサクッ、中はフワッの食感をお楽しみいただけます。セットメニュー有。 お店に入ると、甘ーい香りがします。心地よいホッとする空間です。
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ヤスダヨーグルトの工場見学をすると無料でヤスダヨーグルトが飲めます☆是非皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか☆私がご案内をさせていただきます☆<小林>
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◆越後桜酒造株式会社【白鳥蔵】

新潟県阿賀野市山口町1-7-13                        
開館時間10時~16時30分 団体様は要予約(所要時間30分位) ※月曜日定休日 ※特別期間はお問合せください
予約制 ℡ 0250-62-2033 見学時間 30分程
【越後桜酒造】ホームページへLinkIcon

☆NPOプラントツアーズ地域振興専門家(地域振興プロデューサー)の小林です。新潟市東区の皆様と酒蔵見学に行きました。当日は雲ひとつない晴天で、ようやく桜の花が咲きはじめ、春を感じる良い日でした。社長の檜垣様、取締役相談役の白井様の素敵な笑顔で私達を御出迎えしていただきまして本当に有り難うございました。

早速、酒蔵の玄関入口から、お酒の良い香りが、あたり一面に香ります。お客様一同入口よりニコリと笑顔です。まずは、履物を専用のスリッパに履き替え、頭には、白いネット帽をかぶりまして酒蔵見学スタートです。酒蔵の御案内は、取締役相談役の白井様です。酒蔵内は、明るく清潔でキレイな酒蔵です。

お酒ができるまで・・・
①精米・・・②洗米・・・③浸漬・・・④蒸米・・・⑤放冷・・・⑥麹・・・⑦酒母・・・
⑧もろみ・・・⑨発酵・・・⑩搾り・・・⑪濾過・・・⑫火入れ・・・⑬熟成・・・⑭ビン詰め
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④甑(こしき)という大釜で酒米を蒸し上げます。立ち上る湯気の中で酒造りが始まります。
⑥麹室で麹を作ります。麹の出来具合が酒の善し悪しを決めるといってもいい重要な工程です。
⑦酒母作り。フツフツと小さな気泡が弾け、フルーツのような爽やかな香りが立ちます。
⑨もろみのかじ入れ。かじ入れをすることで、もろみの温度を下げたり、均一化、発酵を促します。
 (タイミングが良ければかじ入れの体験ができます。)               (パンフ参照)

酒蔵見学の最後は、利き酒コーナーでの試飲です。越後桜酒造様の自慢のお酒が5種類試飲できます。
・蔵出し生しぼり ・純米酒 ・大吟醸生しぼり ・大吟醸生原酒 ・甘酒(ノンアルコール)
さらに、本日は梅酒ぜりーの試食もできました。梅酒の濃い味が口の中いっぱいに広がり、大変美味しいゼリーです。皆さんほろ酔い気分で、売店コーナーにて、お気に入りのお酒、ゼリー、酒粕(直ぐに使える、やわらかい酒粕)を購入して越後桜酒造様を出発いたしました。

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越後桜酒造の白井様、檜垣様、酒蔵内のスタッフの皆様、ご協力有難うございました。 是非皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか☆私がご案内をさせていただきます☆<小林>

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☆酒蔵の名の由来☆
【冬になると白鳥が飛来してくる「瓢湖」がある 阿賀野市(旧水原町)地元に親しまれるような蔵の名を『白鳥蔵』としました。】

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◆テキスタイル来住(きし)

兵庫県西脇市比延町361-1 見学対応は月曜日から金曜日 予約制 ℡ 0795-22-0284 見学時間 60分~120分(応相談)
【テキスタイル来住】ホームページへLinkIcon

日本を代表するテーブルクロスのデザインメーカーである「テキスタイル来住」社は、播州織に代表される繊維産業が盛んであった兵庫県西脇市にあります。西脇市は市内で東経135度、北緯35度が交差し、経緯度で日本列島の中心点に位置することから「日本のへそ」と呼ばれています。

こちらの工場見学の特徴は、一流ホテル・結婚式場・レストランで使用されているテーブルクロスの製造工程を至近距離で見ることができる「サファリパーク型」であることと、何よりも従業員の皆さんがとても心の温かい方々で、社風が素晴らしいことです。見学の際は事前に予約をすれば西脇市を代表する名家「来住家」ご一族の来住昇三社長が自らメインガイドを務めてくださります。(来住社長はとても優しく、大変気さくな紳士です☆)広報担当の優しいお兄さんの松田さん、素敵なお姉さんの小池(おいけ)さんも一緒にご案内してくださります。工場見学の順路は、まずはエントランスに隣接した見学者用のゲストロビーに案内をされます。ここには創業時の「来住商店」の木製看板もかかり、社史とテーブルクロスの製造工程が分かり易くパネル展示されています。こちらで約15分程説明を受けた後に、実際にテーブルクロスの企画・製造工程の現場へ案内してもらえます。

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見学は「サファリパーク型」の見学ですので臨場感があり、企画・製造している担当者から直々に説明していただけます。その場で質問をすれば即答していただけますので、子供達の社会科見学にも最適です。社長の奥様もスペシャリストとして日々縫製の工程でご活躍されており、その現場では見学者が実際にミシンを使う体験もさせてもらえますので、見学者満足度はもの凄く高い工場です。

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また、工場内の5S活動のリーダーであり、ガイド時に工程内でパネルを手で掲げて見せてくださる社員の福島さんは、江戸時代の商店の丁稚さんを髣髴させる腰の低さで、お客様の人気者です。「社風で一番!」という素晴らしいスローガンを掲げている名経営者の来住社長が率いる同社のお客様に対する「おもてなしの心」は、国内の工場見学実施企業の中でもトップクラスであることは間違いありません。是非皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか☆絶対におすすめです☆(^▽^)<上田>

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☆追伸:西脇市は、あのウルフルズのトータス松本氏の出身地です。市内には隠れた味の名店もたくさんあり、著名人もお忍びで食べに来られるそうです☆あの「播州ラーメン」も同社の近くで食べることが出来ますヨ☆

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※見学コース内は撮影禁止の箇所がありますのでガイドの方の指示に従ってください

◆造幣局東京支局

東京都豊島区東池袋4-42-1 見学時間 月曜日~金曜日 1日2回
(1)10:00~11:30 (2)14:00~15:30 予約制 ℡ 03-3987-3153 (午前9時~午後5時、土日祝日除く) 見学時間 90分 
【造幣局東京支局】ホームページへLinkIcon

日ごろの行いが良いせい?か(笑)、梅雨の晴れ間で日光が照りつける暑さの中、NPOプラントツアーズでは、平成22年7月8日(木)に東京都豊島区、サンシャインシティーの裏手にある造幣局東京支局の見学会を行いました。造幣局といえば、硬貨を作っている場所ですので、正直、セキュリティー上からも見学ができるような場所ではないと思っておりましたので、楽しみにしておりました。(お金を作るところなど、そうそう見られるものではありませんので・・・)

まず、建物の中に入ると、これまで発行された様々な記念硬貨が展示されておりました。あまり記念硬貨等を収集することに興味が無かったので、これほどの数の記念硬貨が発行されていたのか!?と驚きました。さて、造幣局には、大阪の本局の他、本日訪れた東京支局と広島支局があり、私たちが日ごろ使用している通常の硬貨は、広島支局にて製造しているそうです。では、東京支局では何を製造しているのかといえば、硬貨では、イベントの際に販売される記念コインや、プルーフ貨幣(表面を鏡面仕上げにしたピッカピカの記念コイン)といわれるものがメインになっているようです。現在は、各都道府県別の記念プルーフコイン(このコイン、2つの異なる金属を融合させており、この技術は大変珍しいそうです。)を製造しているとのことで、各県の有名人や名産等がデザインされております。聞けば、各コインとも購入に於いては6~7倍程度の競争率とのこと、47都道府県分全てコンプリート出来れば、家宝ともいえる一品になるのでは?と思ったりしました。また、造幣局では、上記のような硬貨の他、勲章も作られているとの事で、様々な勲章が展示されておりました。各勲章は七宝焼が施される等、それぞれが独特なデザインとなっており、一つ一つ手作業で作られているそうです。確かに、作りも細部にわたって細かい部分が多く、職人芸を感じさせるものでした。実際に製造している過程を見学いたしましたが、各職人の方々が、黙々と作業台に向かっている姿は、まさに”ザ・職人”という雰囲気でした。更にオリンピックのメダルもなんと造幣局によるものだそうです。(これにはちょっとびっくりしました)

さぁ、ここで豆知識。硬貨と紙幣の違いですが、「硬貨」は昔の財務省造幣局、つまり国による発行で、「紙幣」は日本銀行による発行らしいです。どちらも国が作っていると思っていませんでしたか?よって、「硬貨」には【日本国】、「紙幣」には【日本銀行券】と発行元?(というんでしょうか・・・)が記載されているようです。ちなみに、紙幣を製造している工場も見学が可能のようです。(滋賀県の彦根工場で火曜日と木曜日に見学が可能。東京滝野川工場は、現在敷地内工事のため見学を一時中止。)こちらも機会があれば一度見学してみたいと思いました。

見学の途中、ガイドさんが「最近はカードを利用される方が増えて、造幣局も暇になってきました」という説明を冗談半分(冗談ではないかもしれませんが・・・)におっしゃってましたが、確かに、最近ではクレジットカードに加え、電子マネーも流通しており、現金を利用する機会が減ってきたのは確かです。しかし、決して現金がなくなることはないでしょうし、古来より使用されてきた「貨幣」について、改めて見直して、どんどん利用したいと思います。そして、たまには造幣局を訪れて、「硬貨の健康診断」でも受診させてみようか・・・と思いました。(^-^) <斉藤>

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※見学コース内は撮影禁止の箇所がありますのでガイドの方の指示に従ってください

◆朝日新聞東京本社工場

東京都中央区築地5丁目3番2号 見学時間 月曜日~金曜日 1日2回
(1)10:45~12:30 (2)12:45~14:30 予約制 ℡ 03-5540-7724(午前10時~午後6時、土日祝日除く) 見学時間105分 
【朝日新聞東京本社工場】ホームページへLinkIcon

NPOプラントツアーズでは、平成22年4月21日(水)に東京都中央区築地にある朝日新聞東京本社工場の見学会を行いました。新聞社の見学については、通常の工場見学と異なり、何を見るのか??といった疑問が正直ありましたが、始まってからは、とても興味深く、楽しく見学する事ができました。まずは紹介ビデオを拝見しましたが、24時間休みなく稼動している新聞社の仕事は、過酷ではあるものの、記者の方々は、やりがいにあふれ、生き生きとした感じが印象的でした。その後は編集室を見学。私たちがテレビなどで見ていたイメージである、電話がガンガン鳴り響き、怒号と叫び声のなかでタバコをふかしながら黙々とペンを走らせているといった景色はそこにはなく、数人の編集記者の方が、PCに向かって黙々と記事の編集をされていました。見学中一度も電話が鳴ることはなかったことが、意外でした。現在ではPC等での作業が中心ということで、あまり電話は鳴らなくなったそうです。(確かに、記事も要件もメールで済んでしまいますので)もっと以前、電話もFAXも無い時代には、記事の送付に伝書鳩を使用していたそうです。取材に向かう際には、各記者が風呂敷に2~3羽の伝書鳩をもって出かけていたというのは、驚きでした。その後、輪転機で実際に夕刊を刷り上げているところを見学し、現在主流のオフセット印刷の説明や以前はできなかったカラー印刷の方法等、聞いたことがあっても、実際に見たりするのは初めてなので、大変興味深く伺う事ができました。今回の新聞社の見学、当初の予想よりも、とても有意義に過ごすことができ、とても良かったと思います。これから、普段何気なく読んでいる新聞を見る目が変わりそうです。ツアーガイドの方は、分りやすく説明してくださりありがとうございました。

見学後、帰り道に都内を歩いていたとき、夕刊配達員の自転車とすれ違いました。さっき刷っていた夕刊がもう届けられているというスピードには、改めて驚きと敬意を持って、自転車の後姿を見送りました。<斉藤>

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※見学コース内は撮影禁止の箇所がありますのでガイドの方の指示に従ってください

◆資生堂鎌倉工場

神奈川県鎌倉市岩瀬1-2-3 見学時間 10:00~、13:00~の2回 予約制 ℡ 0120-127-920 見学時間90分~2時間 
【資生堂鎌倉工場】ホームページへLinkIcon

NPOプラントツアーズでは、2月3日水曜日に神奈川県鎌倉市にある株式会社資生堂 鎌倉工場の見学会を行いました。株式会社資生堂 鎌倉工場は大船駅から徒歩10分の場所にあり、主に化粧水や乳液、ルージュなどの女性用の製品を扱っています。工場の設立は古く1959年の建造物もなかなかの価値があると思わず見上げてしまいます。東洋一の敷地面積を誇り、品質や環境に充分配慮されています。当時は工場から大船の駅が見通せるほど周辺は長閑だったようですが、現在は住宅街に囲まれています。男性の私には普段の生活では接点の少ない女性化粧品の世界ですが、構内はISO取得企業らしく5Sが行き届き、環境への配慮も徹底していることを感じました。商品開発も20年もかけて研究されているという思い入れに業界のリーディーングカンパニーらしい気概を感じ得ました。デザインと実用性を兼ね備えた生産技術の匠など感心することばかりで、大変勉強になりました。VTRを交えた説明と見学。製品を直接使用しての体験(実験)と興味も尽きず、90分程度のツアー時間も適当でした。ツアーガイドの女性スタッフの方々も親切で説明もわかりやすく、満足のいく時間を過ごすことができました。特に工程見学では思いのほか手作業が多く、他のプラントツアーズメンバーからも「意外!」と、驚きの声があがるものでした。それらもまた人の手で製品に思いを込めるというある種受け継いできた伝統的作業であり感慨深いものです。何にせよ、今まで何気なくながめていたテレビコマーシャルが急に身近に感じることができます(笑)これがまさにプラントツアーの醍醐味であると思います。最寄り駅から徒歩で行けるという立地もお散歩気分でグッドでした。見学希望者も多くなかなか予約が取りにくいということですのでお早めのご予約をおすすめします。我々の集合写真の撮影を笑顔で対応してくださった資生堂のツアーガイドの皆さん、ありがとうございました。<山田>

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※工程見学コース内は撮影禁止となります

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◆ミツカン「酢の里」

愛知県半田市中村町2-6 開館時間 9:00~17:00 予約制 ℡ 0569-24-5111 見学コース1時間【酢の里】ホームページへLinkIcon

NPOプラントツアーズ理事である出森さんのご推薦で、愛知県半田市にあるミツカン「酢の里」をプラントツアーさせていただきました☆穏やかな午後の日差しの中で静かに時を止める半田運河はまさに「江戸の情景」でした♪この場所はあの黒澤映画「姿三四郎」の撮影にも使われたそうで、まさに名所です☆茶色い工場建物の後ろにあるビルは、ミツカングループの本社で堂々とした存在感です。館内に入るとまずは映像シアターに案内され、ここでお酢についての歴史や商品の説明を聞いた後に映像を見ました。その後、お酢の香りで一杯の工場内へと進み、ガイドの方がお酢を作る工程やミツカンの歴史についてをとても分かりやすく説明してくださりました。「酢の里」は、天皇陛下が皇太子様の時に一番最初のご来館者として御来館されたそうです。さすが「ミツカン」ですね☆皆様も是非足を運ばれてみてはいかがでしょうか。館長様も大変紳士的な方です。<上田>

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プラントツアー後は愛知県岡崎市在住のNPOプラントツアーズ理事の六鹿さんと会食して帰路につきました☆
とても充実した一日となりました。お手配していただきました出森さん、ありがとうございました!<篠原>

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◆キューピー仙川工場 (終了しました)
【キューピー】ホームページへLinkIcon

キューピーの工場見学は全国で年間11万人もの人が訪れている、まさに日本の食品工場を代表する工場見学受け入れ企業です。私達が訪れたこの日も、子供達が貸切バスで来ており、また主婦のグループも大勢参加してました。まずは映像シアタールームにて工場見学の概要を聞いた後に、順路をガイドの方の案内で回ります。写真の大きな作業着は、石ちゃんことホンジャマカの石塚さんがレポーターとして当工場へ来たときの特注作業服で、子供達に人気の展示物でした☆キューピーの従業員食堂も見学することが出来、キューピーマヨネーズがテーブルの上に置かれてマヨネーズが使い放題とのことです☆見学コースの窓からはマヨネーズ作りに必要な「油」の入った巨大タンクが眼下に見られ、迫力満点でした☆見学コースには要所要所に解説パネルが掲示されていますので分かりやすく、尚且つ、ガイドの方がクイズスタイルも取り入れながら各工程や商品を丁寧に説明してくださりました☆帰りには新商品とマヨネーズのお土産をいただき、大満足でした☆身近な食品を製造する工場を見学して、食品工場はどんどん見学者を受け入れることを行うべきだと改めて強く感じ得ました☆最後に正門前で皆で記念写真を撮った後に、メンバーで感想会を開催しました☆キューピー仙川工場は駅(京王線仙川駅)からも徒歩5分と近く、オススメの工場見学先ですので、事前予約を行い是非訪れてみてはいかがでしょうか。<上田>

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◆水戸天狗納豆「笹沼五郎商店」

茨城県水戸市三の丸3-4-30 9:00~17:30 団体は要予約 ℡ 029-225-2121 見学コース30分【笹沼五郎商店】ホームページへLinkIcon

創業明治22年、水戸で一番の老舗といわれる「笹沼五郎商店」に行きました。売店の奥には納豆の製造工場が隣接しているので、出来たての納豆を買い物できることと、衛生服を着用せずにお気軽に窓の外から工場見学もでき、更に二階には納豆展示館が併設されており納豆のルーツも学べてしまいます。「煮豆の残りを藁で包んでおいたら煮豆は自然に発酵して糸を引くようになっていた。試しに食べてみると、これが実にうまい。そこで将軍(源義家)に献じたところ、大変喜ばれた。以来、将軍に納めた豆という意味で“納豆”と名付けられ、近郷の農家に広まった」という納豆。店内には納豆のお菓子もたくさんありました。藁の香りがなつかしい風味を添えている水戸納豆の正統を受け継ぐ「笹沼五郎商店」へ是非足を運んでみてはいかがでしょうか。お店の方も工場の方もとても感じがよい方です☆<上田>

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◆富岡製糸場

群馬県富岡市富岡1-1 9:00~17:00 20人以上は予約 ℡ 0274-64-0005 見学時間約1時間【富岡製糸場】ホームページへLinkIcon

世界遺産暫定リスト入りをしている富岡製糸場へ行きました。富岡製糸場は明治5年/1872年に明治政府が日本の近代化のために最初に建てた官営模範器械製糸場です。入口を入るとまずは富岡製糸場のシンボルともいえる赤い煉瓦造りの建物「東繭倉庫(ひがしまゆそうこ)」を前にしますが、今から130年以上も前に建てられたことを考えると、相当な巨大建造物であり、当時の世界最大規模の工場であったことがうなずけます。東繭倉庫を抜けると正面の西繭倉庫まで広がる大きな広場に出ますが、ここも昔は工場建造物が建てられていたそうで、巨大な煙突(台風で倒壊したことがある)の存在からもこの工場の生産能力がいかに大きかったかを示してくれます。再び東繭倉庫内に戻り、展示されている昔の写真を眺めながら建物の外に出て「繰糸場(そうしじょう)」に入ると、まるで昨日までここで生糸の生産が行われていたかのような感じになりました。ありのままの展示により、ありのままを感じられる貴重な見学資源です。外に出ると外国人宿舎の「女工館」「検査人館」、「ブリューナ館」等の主要建物(国指定重要文化財)があり、これらの建物は操業当初の頃のままの状態で良好に保存されています。明治政府が建設した官営工場の中で、ほぼ完全な形で残っているのは富岡製糸場だけとのことです。この日はビジネスも兼ねて行ったので、先方の方とは特別に明治天皇陛下がこちらに来られた時に休憩した部屋で商談させていただくことができ大満足です。東京から1時間半で着くことができる富岡製糸場に是非一度、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。日本が世界に誇る産業遺産です。(プラントツアーの後に「こんにゃく田楽」をいただき、富岡を後にしました☆)<上田>

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